大旅行・小旅行

Andalucia 2011 part2

前回の『Andalucia 2011 part1 グラナダ編』に引き続き、今回はセヴィージャ編を書いていきますね~。

まずはロンダという街に寄り道をし、有名な橋(写真↓)を拝みました。

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これ、前から一度は見てみたかったんだな~。

ガイドブックで見るかぎり、すごーいダイナミックな印象だったから。

ワタシの記憶だと、かなり際どい感じの石橋が、崖と崖の間に架かかっていて、そもそもそこへはどうやって行くんじゃい?並みの崖っぷち、という設定。

「ひゃ~、これどうやって渡る???」

ってな具合にかなりスリリングなことなっていたの。

だから、そんな崖っぷちには本当は行けなくて、遠くからその橋を拝むものとばかり思い込んでいた。

がしかし、実際行ってみると、その橋は遠くで眺めるどころか普通に歩けるし、車でだって渡れる。新市街と旧市街を結ぶ大事な橋になっていたのだ。

そしてそこには3本同じような橋が架けられていて、向いの橋から楽々メインを眺められるという・・・

ちっともスリリングなことになっていなかったわ。

でも実際に行ってみるもんだわね。百聞は一見に如かずっていうじゃない。ワタシが勝手に想像してた大スペクタル横断にならなくて済んだわけだからbleah

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ついにセヴィージャ。

↑の写真は、街のシンボルGiraldaの塔。何mあるんだろう。。。一応上ってみました。

階段じゃなくてスロープになってたから比較的楽に上まで上がれました。

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Giralda近くにある、王宮内部。

PILAOさん、ステキなポージング↑。。。

王宮はグラナダのアルハンブラとさほど大差はないんだけど、やっぱりアラブ式の室内装飾にうっとりしちゃうわ~。

結局、ワタシはモザイクに弱いんだと思うの。幾何学模様までいかない、もっと柔かい感じのモザイクが良いわよね。

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きゃー、フラメンコlovely

これは今回宿泊したホテルのパティオで催されてたフラメンコショーなんだけど、これまた最高なんだわ。

毎回20:45開始、約1時間。夕食やドリンクを飲みながら、フラメンコ鑑賞するという・・・

もう、幸福の極みですshineshineshine

セヴィージャではタブラオには行かなかったの。グラナダである意味もう十分だったし、このホテルのが最高に良かったから。

なんせ、このフラメンコを見て感動のあまり泣いてしまったほどですcrying

病んでいたわけではありません。

踊りが素晴らしかったのはさることながら、曲がね、音楽がね、カンテがね、すごーーーくよかったの。

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↑のバルは、かなり人気のところで、大混雑だったの。

カウンターはもちろんオーダーする客で満杯だし、そもそもこの時はショッピングの荷物があったからカウンターでの立ち飲みではなく、座りたかった。

だけど当然のことながら空いてるテーブルがない。

しょうがないか、ととりあえず椅子無しの空いてるテーブルに飲み物を置き、Montaditosというバーガーを食べてると、

「ここ空くから座りなさい」

って席を譲ってくれた。

わーい、と喜びながらバーガーを頬張り、その美味しさとお店の雰囲気の良さから写真を撮りたくなったのでカメラを出すと、近くに座っていた家族連れのおばちゃんが、

「撮ったげるわよ~camera

と御親切にもわざわざ写真を撮りに来てくれたの。

やさしいね~

帰り際、さっきの写真の礼を言いに行くと、

「最後にもう一枚撮ったげるわよ!」

って言うから、もう充分だと答えると、

「えっ、大丈夫だって、何?えっ?撮るの撮らないの?Si o No?」

かなり元気の良いおばちゃんで、一緒に座っていた息子娘たちからは、

「要らないって言ってるじゃん、いいんだよ~(そこまで頑張らなくても・・・)」

と、たしなめられていたcoldsweats01

なんかこの家族、よかったわ~。面白い肝っ玉母ちゃん、ここにアリ!みたいな。

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ヘレス・デ・ラ・フロンテーラで、シェリー蔵に行ってきました。

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セヴィージャから東へ、車で約45分ほどのところにあるカルモナという街でカニを食べました。まさか茹でガニが食べられるとは思わなかったのでびっくり。

お値段もお安く、一皿4ユーロ!タパス料金じゃないですよ。Una racionですよ、大きいサイズですよ~。

茹でエビも、こちらもUna racionで同じく4ユーロだったので両方頼んじゃいました。

二人して、それはもう、黙々とカニにかぶりつきでした。

それはもう黙々と・・・(←繰り返さなくてもいいですか?)

こんなにカニに必死になったのはいつ以来?

新潟の能生でタライいっぱいのカニを頬張った時以来かしら。

かれこれ4年?

エビscorpius、カニcancer、カモ~~~~ンup

しかし食べ終わった後で、若干お腹の心配をいたしましたが(食べる前に海鮮物は心配するのが普通ですが、茹でてあったし自然に自身で太鼓判を押してたみたい。何かにとりつかれたかの如くあっという間に注文してました)、まったく問題ありませんでしたーー。よかった~~~

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マラガです。

マラガには、帰る日に寄りました。空港があるからね。

そしたらなんと、その日から祭りが始まっていたんですね~。

フラメンコの衣装をまとった子供たちや奥様方、バンドマンやなんだかわからない連中の集団で街中大騒ぎでした。

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マラガのバルで食べたタコのフライと小魚のフライ。

この小魚のフライ、実はとても懐かしい逸品。

世田谷にある某お寿司屋さんのメニューにあるの!

ちぇりままはこれが大好きup

*ちぇりまま、お味もクリソツでしたぜぃ。

2週間にわたるスペインはアンダルシアの旅。

目前に広がる雄大なオリーブ畑、そしてソーラー畑(ソーラー先進国ですからね)。見るものすべてがダイナミック。

楽しく、そして感動的で、お腹いっぱいの旅。

やっぱりワタシはスペインが大好きじゃ。(←だれ?)

人生のうちのどこかで、スペインにまた少~しだけ住んでみたいな、と思ってしまった旅でした。

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Andalucia 2011 part1

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きゃほー。

灼熱の地、アンダルシアに行ってまいりました。

グラナダとセビージャに拠点を置いて、その周辺都市も車で旅してきました。

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ワタシの住んでいる街の7月末の平均気温、約18℃(もはや夏ではないdown)。

そこから一気に40℃の街へ~~~~Goooairplane

マラガ空港に着いたとたん、そこはもう熱気ムンムンのスペインだったー。そこらじゅうにスペイン語がとびかってて、見るもの・聞くもの・匂うもの、すべてがスペイン!

「あー、ついに来てしまったんだわ、スペインに・・・」

とアドレナリンが一気に上昇upupup

なんせ留学から10年、一度もスペインの地を踏んでないもんで、それはそれは興奮しましたぜぃ。ワケも無く、「そうそう、コレコレ」と口走ってました。

マラガからグラナダへは車で2時間くらい。

道路は、高速道路なみの国道が結構たくさん通っていて比較的スピードも出せるし走りやすかった(助手席独占のワタシが言うことではありませんがsweat01)。

どうしたんだい、スペインsign02

と、と、都会じゃあーりませんかsign02

海を渡ってお隣の、あの「ボンジョ~ルノ」のお国に慣れてしまったせいで、少しでも発展的な事物に遭遇すると

「なんて都会なんでしょう・・・shine

と感心してしまう。。。sweat01

だって、グラナダの横断歩道には埋め込み式ライトがついてて(一か所だけですが)、信号が赤の時は地面も赤、緑の時は・・・・・・

これがちょっと壊れておりまして。。。端っこの2つくらいの電球だけ緑に点灯しているんですがね、他は電池きれちゃったのか点灯ナシ~。

ま、それはさておき、こんなハイテクすごいじゃないですか!

この10年間でスペインも進歩したな~と感動ものでした。

何より、お店や一般の人たちが英語をしゃべる率が上がった。

グローバル化が進んでいるだね~。

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Alcaiseriaというアラブっぽいお土産屋さんがずらりと並んでいる迷路みたいな一角。

ここら辺、お香とかスパイスとかがたくさんあって、それに鼻が刺激されて鼻炎発生sweat02

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恒例のフラメンコ。

見に行っちゃいましたよ~。アルバイシン地区のナイトツアー付き。

13年前に旅行に来た時、はじめてグラナダのフラメンコを見て、超~感動。それで留学を決意したほど。

心を奪われてしまうほどの感動っぷりだったから今回も・・・と思いきや、ここのタブラオがあまりにも“土着”すぎて(地元感たっぷり)感動しなかったわgawk

いままで良いものを見過ぎてしまったんだろうか・・・

だけど、この時は踊りよりギターラに感動してしまった。みんなの息遣いやタイミングをよ~く見てて全体を良くまとめていたわ。

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グラナダの夜景。

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アルハンブラ宮殿からの景色。

ここは何度訪れても良いところ。こんなステキなところに住んでいた王様をうらやましく思うわdash

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ハモン、カモ~ンpigpigpig

La Cuevaというお店でJamon(=生ハム)を戴きました。

メニューには100gのお値段しか載ってなかったんだけど、どうしても3種類くらい食べたくて(もちろんイベリコははずせないわshine)、お店の人に、50gずつにできる?って聞くとOKとのことだったので少しずつ戴きました。

でも運ばれてきたものは、「本当に半分の量かね?」と疑いたくなるような量で、100g頼んでいたら絶対に気持ち悪くなってたこと間違いなかった~pig

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グラナダから東へ行ったBaeza(バエサ)という街。

ここグラナダ県は、高度が高いせいか朝晩は冷え込むの。日陰にでも入ったらカーディガンが必要なほど。

でも昼間は、”クソ”がつくくらい暑くて、むやみに出歩けない。

こんな時はホテルに帰って夜まで『Siestasleepy』したいとこだけど、外出先だとそれも簡単にはできず。。。木陰やら(吹いてくる風はすごく気持ちいいので木陰で休むだけでも段違い!)バルやらで休憩をとりながら街を散策。

麦わら帽子、買っちゃいましたdrama

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は~、ため息がでちゃうくらい見事な夜景ですこと。

BaezaからGranadaに戻る途中にあるJaen(ハエン)という街の夜景。

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洞穴式住居。

この中はヒンヤ~リしてて、まるで冷蔵庫みたいだった。一年中10~18℃くらいに保たれてて夏は快適!(てか、今住んでる街の夏はこんな状態なのかと思い怖くなりましたshock

ずっとこの中にいるとお腹壊しちゃうんじゃないかって思うほどヒンヤリしてたの。

3階建てになってて、中はすごく広い。1階はまだ住居として使っていて、2,3階はミュージアムとして開放してある。こんなに広いんじゃ、3世代家族同居でも楽に暮らせるよ。

アンダルシアで一番好きなグラナダの街。

大きすぎず小さすぎずの規模がちょうど良い。

街のそこかしこにある、シエラネバダから流れ出た天然井戸が情緒を醸し出す。

自然の恵みが豊富で、どこか神秘性を感じる。

以前来た時より都会になってたから少し驚きはしたものの、やっぱりアンダルシア独特の田舎臭さは残っていて、やっぱり良いところだった~。

そうそう、忘れちゃならないのがバル!

グラナダでは、ドリンクを注文すると自動的にアンティパストが出てくる仕組みになっていて、何も食べ物をオーダーしなくとも、そのつまみで満足してしまうという。しかも2杯目3杯目、注文しただけつまみも来るという。バリエーションも豊富で、小魚のフライ、肉のトマトソース煮込み、はたまたコロッケだとか、きちんとしたものが来るの。

だから安上がりnote お財布に優しいこのシステム、病みつき~~~~~catface

お次は、Sevilla版です。

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ベルリンはすごかった

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やっぱり行ってみるんもんだね、ベルリン

衝撃的な東西統一から早20年。街もすっかり様変わりしちゃっててビルばっかりだろうし、東京とそんなに大差ないんだろうなって勝手に思ってて、正直始めは興味なかったんだ。

ドイツ語を習いたての頃、先生が「ベルリンは1日あれば十分よ」てなことを言ってた。

そうそう、今から思えばこの先生の一言が大きかったかも。なんとな~く感じてた“都会的イメージ”に拍車をかけたひと言だったな~。

実際に行ってみて分かった。

『ベルリンは相当おもしろい』

そりゃ、何回も行ってれば1日でいいだろうけど、3日間でも足りなかったくらい初心者にとっては見どころ満載!

何が面白いって、新と旧が見事にマッチしているし、自分たちの歴史をきちんと残そうとしている姿がところどころに見える。

一番感動したのが、電車と駅。銀座線よりさらに古いけど 、そのレトロ感を上手に現代と調和させている。

車両も外見は古そうなのに、中に入ってみるときちんとリノベーションされている。

ただ、窓に関して言わせてもらうと、なぜか片方の窓しか開けられないようになってて、風通しがうまくいかない。特にワタシたちが滞在した3日間は猛暑で、超満員の電車で無風というのはキツかった。

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それと旧東西の建築物の違いと、なんとなく感じる活気の違い。

ブランデンブルク門を境に、旧東には、ドデカくてガッシリした歴史ある建物がメインストリートに多く、偉大さを感じるとともに威圧感もあった。

統一後の再開発で、かなり都会的なイメージになったと思うけど、いまや旧西側よりこっちのほうがおしゃれで人もたくさんいて、活気を感じた。

旧西側はというと、それなりに建物は古く素敵な街並みではあるんだけど、東側に比べるとやはり自由を感じ、今まで束縛されずに自由に建設が進んだように見受けられ、なんていうか、『昭和的な建物』って言えばピンと来るかもしれない。建物自体に生活感があるゆえにすたれた感もあった。

西側の中心部はKu'damm(クーダム)といって高価なお店が軒を連ね、さしずめ大きな銀座みたい。

今回は、とにかく歩いた!

初日から頑張ってしまい東西にのびるメインストリート(ブランデンブルク門がある目抜き通り)を端から端まで歩き、その他の街も調子に乗って歩くこと約10Kmwobbly 初日からなんの交通網も利用せず、ひたすら歩いちゃったもんだから挙句の果てに腰を痛め、翌日もその後遺症で思うように歩けなかったから休み休み・・・歩いては木陰で休みの繰り返し(翌日は隣町のポツダムへ行ったんだけど、ここでは寄りによってお城めぐり)。

おかしいな~、3月の大震災の時は都内を15Km歩いたけど、腰は痛めなかった。。。たまたまかしら。

でも歩いたおかげで東西の街の変化もみれたし、腰を痛めた甲斐があったもんだ。

そうそう、ベルリンの壁も見てきた!

高さ4mくらいあるだろうか、あれを上るのは無理よ!しかも1961年に旧東側があっという間に(一夜という説)作っちゃったんだから驚き。

いまでは数か所をのぞき、壁のあったところに石などを埋め込み壁の痕跡を残すのみとなっている。

地図を見ると、かつてベルリンの壁で仕切られていた場所が線でくくられていて、今もなおところどころに残されている壁の位置が描かれている。

そういえば、オリエンテーリングコースの授業で、旧西時代のベルリンガイドブックを見せてもらったんだけど、旧東側の情報は壁に沿って見事に消去されてて真っ白!『Weiss See(白い海)』って書かれていたような気がする。

いまやその『Weiss See』が一緒に地図に載ってるだなんて・・・すばらしいではありませんか!

やっぱ行ってみるもんだよ、ベルリン!楽しかった~note

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Christmas in Köln

ひゃ~、寒いっすねsnow

先週末から昨日までケルンに行ってきました。

到着当日は、いったいどうしちゃったの?ってくらいに寒い日で、セーター&フリースさらにコートをはおった状態でも寒く、こりゃ外に長居は禁物だね、ということでランチを食べた後少しぶらついてホテルに戻ってしまいました。

いったいマイナス何度あったのだろうか。。。その翌日はそれほど寒さを感じず、マイナス2℃ということだったから、あの日はきっと相当低かったんだろうね。

今回は、ケルンだけでなく、ボンとデュッセルドルフへも行きました。デュッセルドルフは日本のお店が多いことで有名で、とくに今回の目的は『デュッセルドルフでラーメンを食すnoodle』だったので何よりも楽しみにしていたの。

行ったら写真たくさん撮ろうって思っていたのに・・・なんとカメラ忘れました・・・家に・・・。だから今回の旅の写真はゼロなのです(トホホsweat02)。

ケルンでは大聖堂を見て、ライン川まで歩いたりしたんだけど、とにかく寒かったのであまり街を練り歩けなかったんだよね~。でもPILAO曰く、ケルンは大聖堂とラインを見れば完璧!ということだったので、あとはショッピングストリートにて買い物して終了~。

ケルンは買い物しやすい街だな~って実感。しかもお値段もここより安い(気がする)し、ここにない面白いお店もたくさんあって楽しかったわ~!

デュッセルドルフでは、日本のお店をひと通り見たけど、すごいね。いや、何がすごいってなんでもあるよ、あそこには。見過ぎちゃって後半は、日本の食材屋はもういいやって気分になってしまったくらい。あれだけ揃ってれば、現地の人は困らないだろうなって思う。まぁ、人間その環境に慣れてしまえば欲が出てしまうのもまたしかりだけど、ワタシが住んでいる街よりかは楽に日本食にありつけるから贅沢ってもんですわ。

そしてやっぱり日本人が多かった。それだけでワタシなんかもうお腹いっぱいになっちゃって・・・gawk

それよりデュッセルドルフは、アルトシュタットという古いエリアがお奨め。ここには小さいながらも趣のある素敵なお店が多くて、歩くだけでも楽しかった~。

ボンは、日曜日に行ったのでお店はどこも閉っていたんだけど、平日あるいは土曜日に行くともっと楽しいんだろうなっと思った。というのも、小さくてこれといって派手さはないんだけど、街の中心部までつづく細い道をてくてくと歩きながら辺りを見回すと、古くてかわいらしい建物が軒を連ねていて、このメルヘンチックな街の構成が個人的に好みだった。

ま、たまたま雪の降る静かな日曜日に行ったからなおさらそういう印象を受けたのだろうけど、旧西ドイツ時代の首都というイメージからはとても想像つかないくらいに小さな街なの。ベートーベンの生家も見学できるし、ちょこっと訪れるにはとても良い街だと思う。

あー、写真がなくて本当に残念だけど、旅のコメントはこれくらいにしておきますわ~。

みなさま、もうすぐ2010年寅年が終わりますが、みなさんは今年1年どんな年でしたか?

ワタシにとっての2010年は、『とっつきにくい1年』でした。ドイツという国には慣れたけど言葉には慣れないから、住んでいるのに今ひとつ遠い存在という感じだったかしら。まだまだワタシにはラテンのほうが合ってるような気がする今日この頃ですが、それもこれからだんだんと変わっていくでしょう。何よりも、常識の通じる国だから下手なストレスを感じないで済んだという点は精神衛生上かなりのポイントgood

来年2011年は卯年です。ピョンピョンと楽しく元気に跳び回りたいと思います。

みなさん、良いお年をお迎えください。

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『FARM』での出来事②

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FARMにはジャーマンシェパードのDOGGIEというメス犬がいた。

彼女は本当に優秀で、すべてを悟っていた。

夕方、私たちを出迎えた時は奥で寝ながら素知らぬふりで動こうともしなかったのに、その晩、敷地内を散歩した時には、暗い夜道を先頭に立って案内してくれた。

翌朝からはDOGGIEと3人で広大な敷地を散歩するのが日課となった。

彼女はまず先頭を歩き、私たちを案内したいところに誘導した。途中後ろをちょくちょく振り向き、「こっちだよ」と目で合図を送るのだ。

そうしてたどり着いたのは、見渡す限りのパプリカ畑。

たわわに実ったパプリカが、収穫を今か今かと待ちわびている。幾重にも連なるパプリカ畑の狭い道をDOGGIEと私たちは歩いた。

この畑にはトカゲが多くて、たびたび耳にする彼らのショロショロという音を聞いてはDOGGIEはそれを追いかけていた。

だが、この時は何かが違った。

その音は、トカゲのそれとは違い、もう少しのっそりと、時折立ち止まる感じの音がした。

もうDOGGIEはワクワクだ。私たちもワクワク!

「DOGGIE! Cacciatelo!! Che cosa c'è? (ドギー!やれ!とっ捕まえろ!何がいるんだ?)」

とけしかける。

とっ捕まえろと聞いてしまったDOGGIEは、何が何でも捕まえたいの一心だった。そして数分後、目の前に現れたのは一羽ののウサギだった。

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「うわぁーーーー、ウサギだったんだぁ」

私たちはウサギまでも現れる大自然に喜んだ。

私たちが喜んでいる中、DOGGIEはこのウサギから目を離さない。喜んだのも束の間・・・

DOGGIEはそのウサギをパクリ。

振りまわしながらもてあそび始めたのだった。

「わーーー、DOGGIE死んじゃうよ~。やめなよ。Basta!!!」

けれど彼女は止めなかった。ウサギは数度ミューミューと鳴いて、最後に長めにミューと鳴き短い生涯を終えた。

すると彼女は、

「これがワタクシが獲りました獲物でございます」

とばかりにウサギの前にしゃがみこんだ。

こ、これは、狩りの時によく見る風景だった。狩猟犬は主人に獲物の場所を知らせるために鳴いたり、座り込んだりするものだ。彼女はまさにそれだった。

なんとも言えぬ罪悪感とやるせなさが私たち二人を包みこんだ。

「やっちゃったよ・・・・・・」

DOGGIEは悪くない。けしかけたうちらが悪かった。いや、けしかけなくてもDOGGIEはやっていただろう。しかし、追いたてたうちらに責任はなくはなかった。

「DOGGIE、それどうするの・・・?せっかくだからホテルに持って帰ろうか」

そう彼女に言い残し、私たちはやるせなさいっぱいの気持ちでパプリカ畑を後にした。

彼女はその場に座ったきり動こうとしない。

どうしたんだろう。せっかく獲ったのに、うちらが喜んでくれないからショックをうけてしまったのだろうか。。。

するとしばらくして、DOGGIEがやってきた。ウサギをくわえながら・・・

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彼女はホテルへの道中、たびたびウサギを口から離してはまたくわえ、という動作を繰り返しながら移動した。

ホテルに着いた頃、DOGGIEの口にウサギはなかった。

「Doggie, dove è il tuo coniglio?(ドギー、君のウサギはどこだい?)」

と訊ねると、彼女はおもむろに少し後方のところを見やり、そっちへ姿を消した。その行方を追うと、そこにはきちんとウサギが運ばれてあったのだ。彼女はきちんとホテルまでウサギをくわえて持ってきていたのだ。

「お前は本当に利口だな」

複雑な気持ちではあったが、彼女の優秀ぶりを称えずにはいられなかった。

ホテルの料理人兼案内人であるLucaにこのことを話すと、

「そう!狩ったの?Brava!それで、生きてるの死んでるの?」

「死んだ」

「そうか。」

彼は彼女を褒めちぎった。DOGGIEもまんざらではない顔をしていた。

その後Lucaはその話をみんなにしていたようだ。それからすると、ウサギを狩った事件はそう滅多にあることではないということが想像できた。わたしたちはラッキーだったのか否か。。。

しばらく経ち、ウサギはどうなっているのかと見に行くと、今度は猫たちがそれをもてあそんでいた。みんな逞しい。たくましすぎる。

夕食後、DOGGIEの顔を見るためと外の空気を吸うために夜の屋外へと出てみた。いつもの定位置に彼女の姿がなかったので、門をくぐって外へ出ると、DOGGIEは何やらカリコリ固いものを食べていた。

「な~に食べてるの・・・?」

と近づいて見てみると・・・・・・、それはウサギの頭だった。頭すべてがまさに食べられようという瞬間を目撃してしまったのだ。その際に一瞬だけ見えたウサギの前歯が妙に頭に焼き付いてしまった。

そこへイギリス人カップルが夜の散歩から帰ってきて、私たちに言った。

「She is not cute anymore..........」

ハハハハと笑っては見たものの、かなり複雑だった。だって、けしかけたのは私たちだし、でも、いま、彼女はそれを美味しそうに食べてるし・・・

自然とは、弱肉強食とはこういうことなのだ。

この光景は一向に不思議ではない。人間だってウサギは食べるんだし、ウサギどころか牛だって豚だって。まったく勝手である、人間という生き物は。余すところなくきれいさっぱり食べてしまうんだから、DOGGIEのほうがエライと思うよ。

ま、実際目の当たりにするとショックは隠しきれないけどね。

それ以来、DOGGIEの中に、ある種の群れ意識が芽生えたのか、彼女はうちらを見るとすり寄ってくるようになった。

本当に優秀で、かわいい犬だ。

4日間の滞在を終え、次の街に移動する朝、彼女はいつものように寄ってはこなかった。

彼女はすでに察知していたのだ、私たちとはもう朝の散歩ができないことを。

彼女は初め出会ったときと同じようにつれない態度で、奥に寝転んだまま起きてこようとはしなかった。

どこまで理解しているのか本当に感心してしまう。

彼女と過ごした4日間は本当に楽しかった。そしてこのBUTERAという田舎にひっそりとあるFARMというホテルは、真のシチリアを私たちに体験させてくれた貴重な場所だった。

今回の旅で一番の思い出の場所となった。

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運よく敷地内にあるブドウの収穫に出くわし、ちょっとお手伝いをさせてもらった。
これやってみたかったんだぁ~。超ラッキー!

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うちらがブドウ狩りをしている最中、ずっと見守っててくれたドギー。

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ドギーのお友だち、トカゲを探しているところ。かわいい♪

 

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『FARM』での出来事①

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やっぱりこのことについては触れておかないといけない。

南シチリアにある小さな村に泊まったときのこと。

このホテルは、200ヘタクタールもの土地に囲まれており、昔は誰かのお屋敷だったものをホテルに改造したもの。ヨーロッパによく見られる、ワイン農園などにデーンと大きくそびえたつあのお屋敷と同じ出で立ち。

ここの改造には、何人かのアーティストが携わっていて内装はとてもモダンな現代風のものに仕上がっている。飾ってある調度品にも凝っていて、インドの陶器だったり、紀元前だか紀元後だか、とにかく大昔に使用されていた農機具を飾ったりと、細部にわたりこだわりが見え隠れするとても素敵なホテル。

この200ヘクタールにもおよぶ広大な敷地には、ワイン用(d.o.c)のブドウ畑に始まり、パプリカ、メロン、アーモンドetcの畑が見渡す限り果てしなく広がっており、いったいどこまでここのオーナーの土地なのかがさっぱり見当もつかないほど。200ヘクタールってどれくらいの規模なのかもさっぱりわからず、ただただ「でかいな~」と驚くばかりだったけど、帰って調べてみたら東京ドームの42個分だってwobblyドヒャ

このホテル、9部屋しかないのでお客への気配り(それもゆる~い感じ。「今晩食事はここでする?するならSMS送ってちょうだいね」的な・・・)も十分だし、気さくなスタッフとは名指しでいろいろお話もできたし、夕食はそこでフルコースも食べられるし、本当にリラックスできた4日間だった。

ま、2日目に断水事件にみまわれるという最悪な出来事もあったけど(当初3,4時間でかたがつくはずだったのに結局2日間断水だった・・・)、結局1回だけシャワーを浴びれなかっただけで済んだので今となっては笑い話で済むけど、トイレは流せないし大変だった。

同時期に泊まっていた客に、イギリス人カップルとドイツ人4人組がいたんだけど、これが面白いことに、この断水事件をそれぞれが独自に上手く凌いでいたのだ。。。さぁ、各国代表はどのように凌いでいたのだろうか。

【JAPAN】汗をかいたけどこの日は仕方がないのでそのまま就寝。手洗いうがいはホテルからペットボトルを数本もらって過ごした。トイレ(小)はプールの水を汲んで来て流した(爆)

【UK】ホテルからペットボトルをもらって、その水を浴びた。彼らはこの日がラストデイ。彼らにとっては最悪の最終日だったに違いない

【GERMANY】プールに入ってシャワー気分を味わった(爆爆爆)

さすがドイツ人、骨太だよな~。シチリアの夜はそれでも半袖で外へ出ると鳥肌が立つくらい冷え込むのに、タオル1枚でプールに飛び込むとは・・・(もちろん裸に抵抗のない方々だから裸で入ったのでしょう)。脱帽です。

どれが正解だったかはそれぞれだろうけど、個人的には風邪も引いてたことだし、他2つの案は避けたいところ。ペットボトルを浴びたってたかが知れてるし、変に濡れるだけでしょ。プールだって、水質に疑問を持ってしまうし。。。悪あがきせず何もしなかった日本人チームが正解だった、と個人的には思う・・・・・・

PILAOにそれを言ったところ

「ま、そうやっていろいろ考えることが日本人そのものだよね」

だとさ。

そりゃそーだ。はははnote

こんな事件もあったけど、その他は本当に贅沢な気分を味わえる素敵な場所だったな。今回の旅で一番シチリアを満喫できたところだったと思う。

そして、最大のエピソードはこの2日目に起きた・・・・・・

つづく

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ただいま

Siracusa

シチリアの旅から帰って参りました。

2週間たっぷりとシチリアを満喫してきましたよ。

向こうはまだ27℃くらいで常夏!昼間はジリジリと肌を突き刺すような日の照り方なんだけど、風は爽やかで涼しげ。暑いとはいえ、もう秋なんだなと実感せざるを得ない気候でした。でもかろうじて海には入れたけど。

初日から4日間は、旅行前から引いてしまった風邪をひきずっていたため、二人ともヒーヒーでした。観光もせず、ホテルでずっと寝て過ごすというなんとも頼りないスタートとなりましたが、そのおかげですっかり風邪も治り、その後の素敵な旅行を楽しむことができました。

なんだかんだでやっぱりイタリアという国は疲れるところだけど、それと同様に魅力的な国だな~と改めて感じた旅行でした。

旅の模様はおいおい・・・

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友人宅を訪問 ②

前回書き忘れたのだけど、今回のPILAOは最悪だった。

犬アレルギーの鼻炎がひどかった。ここ3年ほど前から犬に舐められたりするとかゆくなったり、鼻水がとまらなかったりといった症状が出始めてしまったのだ。あまり洗ってない臭い犬だとなおさら、あっという間に症状が出てしまう。

犬が大好きなPILAO君。でも大好きなものに限ってアレルギーが出てしまう。にんにく・唐辛子もそう。大好きなのに食べると腹を下すらしいdown

今回はAちゃんのうちに2匹の犬がいたため、PILAOの鼻は最悪の一途をたどることに。

2匹のうち1匹はA&Iの飼い犬、ゴールデンレトリバーの♂3歳。こいつは性格がおバカで本当にかわいいのだ。でも欠点が一つある。

臭い。。。wobbly

困ったことに、彼はPILAOが大好き。会うなりピターーーっとくっついてきて常にPILAOの足元に寄ってくるのだ。 前述したが、PILAOは普通の犬でもアレルギーがでてしまうのに臭い犬だと2秒で症状発生。だからPILAOの鼻はなおさら止まらない・・・

さて、大晦日の夜は、I の彼女Aちゃんの実家でパーティをやるのだという。

Aちゃんのうちにはご両親、お嫁に出てしまったAちゃんのお姉さんご一家がすでにいて、夜にはAちゃんのお兄ちゃんとその彼女が来るとのこと。

ワタシはてっきりAちゃんのお母さんがドイツ料理をこしらえて、ここにいるみんなで年越しをするものだとばかり思っていた。

だけど、買い出しはワタシたちがやり、そしてメニューも考えないといけないらしい。

I いわく、サラダとデザートは作ってくれる人が決定してるから、それ以外に何を作るのか決めようということだった。

(あー、なるほど、持ち寄りパーティになるんだ。それはそれで楽しそうhappy01 うちらも何か一つ作ればいいんだよね)

そこで鴨肉は?とPILAOが提案すると、鴨肉なら先日彼のお母さんの知人が獲ったものがあるのでそれならすぐ調理できる。それにしようと決定。

さらに I は続けた。

「これだけじゃなー。他は何にしようか。君がシェフだ!君が決めてくれ!何か良い提案はない?」

えーーーーっワタシがシェフsign02 ちょっと、イタリアのあなたの家ならまだしも、わざわざあなたの故郷にまで来て、他人んちのキッチンで大晦日の料理を作るんですかぁsign02

そもそも今回の話は、大晦日は家族みんなで過ごすから、あなたたちも来れるなら一緒に楽しめるねって話だった。だからこちらが彼らの宴にジョインする形なのに、いつの間にか主催者側になってるし、しかも料理をするなんて聞いてないし・・・

だいたい、いつも彼らとパーティをするときはこのパターンが多い。

彼らはパーティ好きなんだけど、いつでもお呼ばれされた中の誰かがキッチンに立っていることが多い。当のホストは完全に安心しきっちゃっててそれぞれにまかせっきり。そしてたまに手を出してくるって感じ。本当に自由きままなのだ。

そもそもAちゃんは料理しない派で、ここのシェフは I なのだ。 I はこの家族の料理担当。でも、みんなで集まるとみんな I 以上に料理ができる人ばかりだから彼はみんなに頼ってしまうのだ。

何を隠そうワタシたちもそのうちの二人。

だから今回もきっと I の中では絶好な助っ人が来てくれた!と思っていたに違いない。というかまんまとはめられた????

まぁ、そこは置いといて、だんだん事情が呑み込めてきた。

そして I はこう続けた。

「鴨だけじゃ足りないからAntipastoとPrimoも考えようup

もうここまできたらやってやろうじゃないの!

「サーモンクリームのフェトチーネとポテト、ローゼンコル(芽キャベツ)でも作ろうよpunch

「OK,いいね~。Perfetto(完璧)!」

ということで、3人で雪の中を買い出しに出かけた。

料理の準備にはまだ時間があるので、その間、鼻炎で最悪な体調となってしまったPILAOと、前日不眠だった I は二人でしばらく仮眠をとることに。。。本当にかわいそうなPILAOちゃん。。。

彼らが仮眠から戻ってきたので、3人で夕食の支度にとりかかった。3人であーでもないこーでもないとしている間、Aちゃんの家族は誰ひとりとして手伝おうとしないのだ。なんか少し疑問だった。ワタシたちは今晩のパーティの支度をしているんだよ、ちょっとくらいみんなでやろうよって思う節もあったけど、うちら3人が作るって決めたし、そんなのいいかって思った矢先、Aちゃんの家族がだんだんと消えていくではないか。

お父さんお母さん、お姉さん一家、そしてさっき来たばかりのお兄ちゃんカップルも、それぞれに出かけて行ってしまったのだ。

「あれ、みんなどこに行っちゃったの?」

するとAちゃんは

「みんな友だちと集まるみたい~」

へぇーーー、家族で年越ししないんだー。だからみんなが手伝わないわけだ!

ということは、今晩は誰が来るんじゃい?

ひと通り準備が終わった頃、ゲストと思われる人々がやってきた。近所に住むAちゃんのもう一人のお姉さんと I のお母さんとおばさん、そして男性2人。Aちゃん宅でやるのに、この家の人は誰一人として参加しないという。。。

なるほど。うちらがホストになる理由が今わかった。みんな出かけてしまって誰もいないこの家で4人でパーティをするなら他の親戚を集めて一緒にパーティをしようということなんだね。でもそれにしても不思議。。。

みんなテーブルにつき始めると、 I が一人でキッチンで格闘してたので、それを見かねた鼻水PILAOがやっぱり助っ人に立った。体調最悪だったのにね~、えらいよね~PILAO。。。本当だったら即刻帰りたいというような状態だったのにねweep 困ってる人を見るとすぐに手助けしたくなる性質なんだよね~。

宴は順調に進み、美味しい料理も全部平らげ、ワタシたちとしても満足のいく宴だった。

ただ、今回は参加者の料理持ち寄りだと思っていたんだけど、サラダとデザートはAちゃんとお母さんと I のおばあちゃんが作ったもので、参加者は結局持ち寄りじゃなかったみたい。だからやっぱりうちらが完全ホストだったんだよ。

でも結果オーライ。料理も本当に美味しかったし、楽しかった。(料理の写真は撮らなかったのぉー、ごめんなさい)

そしてみんなでシャンパンとともにカウントダウンをした。

2010年の幕開けだ。

それからみんなで外に出て、花火をあげた。攻撃性の無い、かわいらしい平和的な花火だった。そうそう、花火はこういうものでないとね。

年越しのひと通りの催し物を終え、鼻が限界に達していたPILAOとワタシはその場を辞することに。

PILAOの鼻は最悪だったけど、彼らの故郷で過ごした日々は楽しかった。ドイツの家庭を少しだけだけど味わえたし、彼らが育った街も見ることができた。ドイツにいるのに新年をこうやって彼らと過ごせたのは本当に不思議だったけど、ワタシたちを忘れずに故郷に呼んでくれたことに感謝confident 

また近いうちに会おうね!ありがとう~~~~note

Caruso2

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友人宅を訪問 ①

Villaggio

2009年の年末は、30日から2泊3日でドイツ人の友人の故郷に行ってきた。

この友人、実はイタリアで仲良くなったカップルで、ちょうどクリスマスから里帰りをしているから年末おいでよ~、ということになり、せっかくのチャンスだからお邪魔させていただくことになった。

ワタシたちの街から彼らの故郷へはドイツバーン(ドイツ鉄道)の特急で約3時間弱。決して遠くない距離。というか、イタリアからドイツに引っ越してきたのにもかかわらず、彼らとはまたしてもこんなに近いんだということに驚き。

今回は、そんなに急ぐ旅でもないので特急ではなく、週末割が効くドンコウ列車で行くことにした。ドンコウだと4時間ほど。1時間しか違わないのに料金は半分以下。とてもお得なの。
しかもドイツバーンはイタリアと違って普通列車でもキレイ~shineで安全clover快適!2等席だってイタリアの1等席に劣らずキレイで、しかも乗り心地がユーロスターと変わらないbullettrain  なんだこの違いは!!!

途中2回乗り換えがあったけど、乗り心地の良い電車でゆったりと外の雪景色を見ていたらあっという間に現地に到着。

駅舎の無い小さなホームで待つこと10分、友人の I (男)が車で迎えに来てくれた。

なんとも変な感じ。ドイツなのにイタリア語でイタリアの友達と会ってるだなんて・・・ここは本当にドイツ?

彼らの故郷はこじんまりとしていて派手さには欠けるけど、一応なんでも揃っていて生活するのには不便はなさそう。小さくてとてもかわいらしい街。
実はこのカップル、同じ村の出身で、二人の実家は目と鼻の先。周りも親戚やらが住んでてみんな素性の知れた仲。悪いことでもした暁には~、そりゃ大変でしょう。

今回ワタシたちがお世話になったのは I のおじいちゃんおばあちゃんの家。彼らの自宅は2世帯になっていて、かつて I の家族もここで暮らしたとか・・・。その彼らの思い出深~いおじいちゃんのうちに2泊3日お邪魔することになった。

noteドイツの片田舎で~●●が~ステキなおじいちゃんと~おばあちゃんに~出会った~~~note

(ウルルンです)

おじいちゃんとおばあちゃんはもちろんドイツ語のみで英語は話せません。だからPILAOガンバレなのだ。
ワタシは何かある毎におじいちゃんに話しかけられその度に笑いかけてくるので返答のしようがなく、かたことのドイツ語で 「Ja(ヤー(ダチョウ倶楽部じゃないよ))」だの「ヴァス イスト ダス?(これは何?)」だのを交えて身振り手振りでしのいだよ。

でもおじいちゃんは本当に女の子が好きらしく、いつもやさしく接してもらった。あーここにホームステイしたぁい!

おばあちゃんもとてもかわいらしい人で、プレゼントした花束をいつまでも手に持ちながらおじいちゃんの横でテレビを見てた。
ボランティアで靴下などの編み物をしているんだけどそれが本当に上手だった。既製品と言われても気づかないくらい。今はちょうど I のものを編んでるらしい。いつだったか

『ばあちゃん、靴下編んでよ』

って言ってきたらしい。本当に甘えん坊なんだから I は。。。でもおばあちゃんはとってもうれしそうだったな。

この家は本当に興味深かったよー。おじいちゃんは骨董品収集を趣味にしてて、地下室には懐かしいものがズラリと並んでいた。大昔のMIELEの洗濯機や脱水機、古い自転車など。そして棚の中からおじいちゃんが取りだしたものは、なんとナチスのナイフだった。
おじいちゃんは御年86才で、戦争経験者。当時はみんな強制的に持たされていたらしい。

86才でまだ薪割りとかは自分でしているんだって。すごいよね~。だから腕の筋肉もまだまだすごいの。
ワタシが 「どれどれ」 と言いながら左腕を触った瞬間、おじいちゃんが 「触るならこっちだ」 と言わんばかりに右腕を差し出してきた。。。 あっ、すごい!筋肉モリモリだ! そりゃ右腕差し出すわな。 すまん、左じゃなかったねcoldsweats01

Fruhstuck1

ここでの朝食は、ハム・ゆで卵・パン・コーヒーといった典型的ドイツの朝食を出してくれた。
朝の支度はおじいちゃんがせっせと動いて準備してくれた。かわい~。

ゆで卵にはやっぱり 『Maggi』 コクとうまみの効いたニクいヤツ! おじいちゃんちもこれを使ってた。一家にひとつはあるね、これは。
ゆで卵のほかには焼き物に合うね~。鶏や魚、お豆腐などにもバッチリだと思うょhappy02

さて、朝食を終えると、友人は今夜のパーティ(大晦日)について何を作ろうかと相談してきた。

聞くところによると、パーティの人数は10人ほど。それぞれの親戚がくるらしいのだ。

(あっそうなんだ。聞いてないけど結局そうなったのね、フムフム・・・家族そろってみんなで年越しなんていいんじゃないかしら~)

実は昨日ワタシらが到着するや否や早速この話の相談を持ちかけてきたのだ。

(うちらとしては何でもいいよ~。ドイツの大晦日なんだからドイツ式でいいんじゃな~い?)

と内心軽~く考えていたのだが・・・つづく

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中世祭り

日曜日に、Citta della(チッタデッラ)という街でお祭りがあるというので行ってみた。どんな祭りか知らなかったけど、とりあえず面白そうなので行ってみることにした。

そこでどうしても見たかったものがPalio(パリオ)である。

Palioっていったい何なんだろう。どうやら馬にまたがって何かを競う競技らしいんだけど、今ひとつどんなものか分からなかったので見てみたかったのだ。

Padovaから電車に乗ること40分、Citta dellaという街に到着。駅からチェントロまでは歩いて10分くらいであろうか、それほど遠くない。

Citta dellaという街は城壁に囲まれた街で、パドヴァ門、ヴィチェンツア門、トレヴィゾ門、とそしてバッサーノ門という4つの大きな門がある。私たちはやはりパドヴァ門から入城した。

この日は祭りの日とあって人が大勢集まっていた。前回何も行事がない時に一度訪れたことがあったが、「えっ、この街大丈夫?」ってくらいに閑散としていてお世辞にも楽しい街とは言えなかったけど、今日この日は活気があっていかにも『お祭り』的でなんだかワクワクしてきた。

Porte_padovane

Centro 

チェントロへと続く道にはそこら中に馬の糞が散らばっており、軽く臭いを放っていた。どうやら馬さんがPalioのためにたくさん連れて来られてるんだなと勝手に想像するワタシ。
気を抜いていて歩いているとすぐに馬の糞の餌食になってしまうので注意深く歩かなければならない。これが結構ひと苦労。

ま、普段の生活でも道端にそこかしこに散らばっている犬の糞を踏まないように訓練しているから、そうそう簡単に踏むことはないけど、踏んでしまったらその日一日をウンコまみれの靴で過ごさなければならないで、一秒たりとも気を抜けない。

いったん城壁の外へ出てみると、何やら露店がたくさん並んでいた。うぉー、これぞ祭りの醍醐味!やっぱり祭りには露店がつきものよね~。

しかもお堀のたもとには馬さんたちがスタンバっていた。

それらの光景をよく見てみると、みんな中世風の出で立ちをしているではないか。露店も現代の物は売っておらず、すべてがその昔手作りされていたものばかり。キャンドル、紙、刺繍、木製食器etc・・・

Candela

Fogli

Lettera

Tessitura1

Tessitura2    

みんな中世の衣装を着て、まるでタイムスリップしたかのようだった。

Uomini_medievali1

Uomini_medievali2

Uomini_medievali3

Freccia   

いろいろな露店を巡ったり、馬の競技をよく理解できないまま見てたりしていたらあっという間に時間が過ぎて行った。

最後には例のごとく花火で閉会。派手さには欠けていたけど、それなりに素晴らしい花火だった。

なんの前知識もなく、今でもこのお祭りが何故この時期に、どのような目的で行われているのか全くわからないのだけれど、来てみてよかった。普段閑散としている街がこんなにも興味深い祭りをやっていて、それが想像以上に素晴らしかったので本当に感動した。

中世ヨーロッパっていうと映画やテレビで見て知ってる程度だし、なんだか当時をほんのちょっと疑似体験できたみたいで楽しかった。どうやら毎年やっているらしいのでぜひまた来年遊びに来たい。

ところで、ワタシが見たかったPalioは果たしてどれだったのだろうか。もしや、理解しないまま見ていたあの馬の競技がPalioだったのか。。。未だ定かではない。

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