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ゴミ収集

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新しい土地に引っ越してきて1カ月経つけど、ゴミに関して思うことがあった。
ドイツのゴミ事情(うちら近辺の小話)を書くことにしよう。

ドイツのゴミ捨て場はだいたい各マンション前の通りにあるかマンションの中に設置されているので捨てるのに苦労はしない。

ゴミの分別は大きく分けて5種類。

①生ゴミ、その他生活ゴミ
②プラスチック製品、缶、布、アルミ、ラップ
③紙資源、ダンボール
④ビン
⑤Pfandデポジット返却(ペットボトルや瓶を返却すると入れ物代金が受け取れる)

各マンション前に設置されていると書いたけど、隣のマンション同士がつながっている密接した都市部では各玄関先に①②があるので便利。

1月末まで住んでいたマンションは、建物の中に①②のゴミ箱が設置されていた。③④は少し離れたところの公園前に設置されてあったので問題なかった。

⑤は、各スーパー内にPfandマーク読みとるマシンが設置されており、ペットボトルやビンにプリントされているPfandマークを読みとって、それが返却OKならば返金分のレシートが出てくる。ペットボトル・ビール瓶1本につきPfandは0.25ユーロが返ってくる(30円相当)。そもそも購入するときにPfand代として商品とは別に徴収されるので分かりやすい。
レジで返却分のレシートを差し出すと、その時の買い物合計から差し引いてくれるのだ。

どのスーパーでもPfandマシンは設置されているので返却するのにスーパーを選ばないから楽。

おおまかだけどドイツのゴミはこのように処理するようになっている。

2月にここに引っ越してきて、そうそうにチェックしたのがゴミ箱。ちゃんとマンションの前には①②が設置されてあった(冒頭の写真)。

写真の向かって左側(扉2つで1つのゴミ箱)が①生ゴミとちょっとした生活ゴミをすてるところ、右側が②プラスチック製品、缶、布など。

②にはそれぞれ袋で分けて分別はしているんだけど(その他の人が個々に分けているかは不明だけど)、基本はすべて一緒に放り込んでしまう。

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②のゴミ内容。ニコちゃんマークが書いてあってとても分かりやすい。缶、プラスチックはOKですよ~の意味。その代わり、生ゴミ、ビン、紙類はNGですよ~、と書いてある。



ゴミ収集はどのようにするかというと、下部のドアを開けて中から受け箱を取り出し、車でそれを一気に持ちあげ車内に投入。実に簡単。

そして、ここに捨てられないビンのゴミ箱を探すのだが見当たらない。どうしたものかと悩んでいるとマンションの入口に何やら管理人から住人に向けてのメッセージが書かれてあった。

『紙はここから少し離れた大型スーパーに、ビンは駅前に捨てるところがあるのでそれらを利用することをお勧めします』

みたいな内容だった。

困った。

これから引っ越しの段ボールが大量に出るしな~。

困ってしまったけど、車もないのでその近場の大型スーパーにも行けないから結局家の中にずっと置いたまま。まぁ、次回の引っ越しにも必要になってくるし、とっておいても良いかなと内心は思ったりしてるんだけど。

問題はビン。

ゴミの先進国みたいなことを言われてるんだから、各地域にきちんと設置してほしいものだわ~。駅前探しても捨てる場所が見当たらないわ。どこなんでしょうか。。。

ワインボトルもPfandにしてほしい。できないこともないんじゃないかなとは思うんだけど。

そして一番困ったのが②の燃えないプラスチック製品などのゴミ収集が約1カ月間されなかったこと。
引っ越しの際に出た緩衝材などの燃えないゴミを捨てたのが2月第1週目。その時点でゴミ箱はもう満杯で、緑の袋に入れた緩衝材が一番手前になってゴミ箱の蓋を持ちあげていたくらいだった。

翌週になり新たなゴミを捨てようとゴミ箱に行って蓋をあけると、見覚えのあるイタリアの緑の袋が顔を出していた。

えっ、まだ来てないんだ・・・・・・。

その週はあきらめた。

翌週も覗いてみるとまたもや緑の袋がこんにちは・・・。

そしてその次の週も・・・・・・・・。

丸1カ月間収集に来なかったことになる。もしかしたらワタシの緑の袋がいけないのではないかと一瞬焦ったけど、いーや、そんなことはあるまい、と思い直し静かに待つこと1週間。

3月に入り、先週の木曜日、ついに収集に来たようだった。

蓋をあける度に「Buongiorno!」と顔を出していたイタリアの緑の袋に嫌気がさしてきた頃だったのでよかった。

安心しているばやいではないよね。これでまた1カ月間収集にこないつもりなのかしら。。。

これはもしかしたらゴミを出すなというささやかなるプレッシャーをこちらに与えているつもりなのかしら?

でもそれは無理だわ。ドイツにきて感じたことは、スーパーの商品が意外とプラスチックの容器に入って売られていること。
昔はイタリア同様、ドイツでも野菜売り場に計量機があって、必要な量だけ秤に乗せて商品ボタンを押すと重さ分の値段が入ったシールがプリントされるという計り売りだったんだけど、いまや各個人で計ることはしない。容器に入っているものはそのままで、バラ売りのものは袋に入れてそのままレジへ持っていけばレジで計ってくれるシステムなのだ。

これにはたまげた。便利だけど、レジに行く前にだいたいおおよその値段は知りたいんだけどね。

そうそう容器の話。
だから結構、ドイツでもゴミが出ちゃうんだよね~。

そういえばPILAOが言ってた。
―日本では、ドイツのことを『しっかりしている』とか『ゴミの分別がきちんとされている』とか、とかくきちんとしているイメージが持たれているようだけど、全くそんなことはない。いい加減なもんだ。
ゴミの分別だって日本の方が細かくてうるさい。でもドイツの考えるところは、分別よりもその先の工程なんだ。機械的にどのように処理するか、ということらしい。日本は何でも人の手を加えようとするけど、労を取るよりいかに効率的に処理するかを考えるのがドイツという国だ―

だそうだ。
そう言われてみるとそんな気もする。ゴミの捨て方に関しても、日本で慣らされたせいもあって何の不便も感じないし、それどころか、とても楽とさえ感じる。
Pfand制にしたってドイツ人のケチの性質をよく利用していると思うし、そうすることでペットボトルゴミの再利用問題なんて簡単にクリアできてる。日本みたいに家庭でペットボトルように分けて決められた曜日に捨てる、といったことは不要だ。捨てたいときに捨てられるほうがずっと良い。

だからドイツでもプラスチックなどの文化ゴミはガンガン出るし、収集されないと困るほどなのだ。
ビンもどうしよう。どこに捨てればいいのか、いまだ分からず・・・先日一人でワイン1本開けちゃったしな~。そろそろ本気で捨てる場所を誰かに教えてもらわないと・・・

悩める日々である。

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