ひげキャベツのこと
前述した「ひげキャベツ」こと、うちのマンションの管理人について、少し書き留めておこうと思います。
なぜ「ひげキャベツ」と呼んでいるのかというと、彼はハゲなんです。つるっパゲなんです。そして鼻の下には黒々としたひげを携えているのです。
顔は小さくメガネを掛けており、やせ型ノッポ、といった具合でしょうか。
ハゲはイタリア語で=CALVO(カルヴォ) はじめはスペイン語を言ってるつもりでCALVO,CALVOと言っていたのですが、実はイタリア語も同じだと知ってからこの言葉を使うのは危険であると判断。そこで、キャベツ=CAVOLO(カヴォロ)、CAVOLOとCALVOは字ズラが似てるし、ひげにキャベツという単語を当てはめてみたところなかなかリズムが良い。
「ひげキャベツ」。なかなかグッとくるネーミングでしょ![]()
昨年の10月、イタリア生活を1か月経過した頃このマンションに引っ越してきました。その頃はまだイタリア語に慣れてなくて半ばスランプ気味だった頃。
玄関でひげキャベツに、
「@@/?**@,@@/?**@.davverro?」
と話しかけられても、チンプンカンプンだったのです。
「わかりましぇん、ちーとばかし、ゆっくり話してもらえませんか?」
と言って辛うじて理解ができたほどに、彼のイタリア語を理解するのが困難だったのです。しかも、かなり方言バリバリで、早く話すもんだから大変でした。
でも気の良い方なので、マンションの下などで会うときは必ず挨拶と、少しばかりの会話をするのですが、それも初めは理解ができなかったので苦痛でした。でもひげキャベツは、昼間何をしているのか未だに分からないのですが、いつもたばこを吸いながら、マンションの下をうろうろブラついているのです。マンションの管理人とは名ばかりで、いったい何をしているのかまったく疑問なのです。
でも、そうやっていつもブラついているので、外出先から戻ってくる時や出かけるときは、(主にワタシの方が高確率で)ひげキャベツに遭遇してしまうのです。
それも回を重ねると、苦痛に感じていたものも感じなくなり逆に楽しくなってきたので、今度は彼を利用してみよう
、と思うようになりました。ひげキャベツに会ったら、あれ聞いて、これ聞いて、なんでも聞いてみようと思うようになったのです。
ワタシより長くここに居るんだし、この辺のことは知っているはず。半ば近所のコンシェルジュのように使おうと・・・
水道管工事があった時、各部屋を毎日訪れては「何時から水は使わないで」と言い回ってるので、いったいいつまで工事が続くのか、と聞いた時は
「知らないっぺよ。彼が(工事の人)やってるからよー。」
聞いても無駄か。。。
夏に備えて網戸を窓に設置するにはどうしたらいいのか、と聞いた時は
「そんなもんづげねーっぺよ。窓開げたいのが?開げると暑いからクーラーにしろ。うちはクーラーだ~。」
なんの解決もくれないのか。。。
そして前述したコインランドーの件でも、
「クリーニングに行げ、金さ払ってハハハ」
やっぱり彼には何のソリューションも期待できないのか。。。
何の解決策もくれないひげキャベツだけど、彼からの解決策なんてこれっぽっちも期待してないわ。むしろ、何か聞いても無駄骨で、こう応えてくるんじゃないかなって想像するのが逆に楽しいんです。
ひげキャベツは少し毒性があるのかな?苦痛だったのに今は楽しんでる感じ?
今日もクリーニング屋からの帰り道、ひげキャベツを遠くに発見したので手を振ると、向こうも手を振って応えてくれました。質問に答えてくれなくても、この応えがあるからワタシは満足です。
今度は彼に何を質問しようかな・・・
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コメント
今度はぜひあのひげキャベツの息子の話も書いてください。
投稿: ぴらお | 2009年6月20日 (土) 13時10分
あの"例の"息子のことですか?考えときましょ
投稿: mako | 2009年6月20日 (土) 19時46分